息子のクラスで打ち上げをする話が出ていた時のこと。
学校から帰宅した息子が
「わみん」というお店で打ち上げをすることになったと。
初めて聞く名前だけど、何のお店?
わみん
たしかに最初に漢字だけ見たら、そう読むかも。
むしろ、「わみん」って呼び方斬新じゃない?
そういえば、昔「写(うつ)ルンです」という使い捨てカメラが流行った時、うつルンですと言わずに、わざと「しゃルンです」とみんな呼んでいたっけ。
あえて違うほうの読み方で呼びたがるのが若者心理。
「わたみ」もあえて「わみん」と呼ぶのがZ 世代流じゃない?
若者言葉として流行ってるのかも!
そもそもお店の名前が浸透していなかった。
たしかに、漢字の読み方は分かりにくいよね~。
私も人のことは言えない…。
あれは、昔の職場にいた頃、とてつもなく読みにくい字を書く上司の手書きで校正した文章を見直している時。
用紙の余白の関係で、端っこの空いているスペースに縦書きで書かれた文章の中に、どうしても読めない文字が…。
いつもは、その上司の手書きの文章に読めない箇所があった場合、同じ職種の同僚数人と何て書いてあるか相談し合って答えを導いてきていたのだけど、その文字に関しては誰も分からなかった。
仕事内容の疑問や分からない事であれば躊躇なく本人に質問するけど、書いた字が読めないなんて事はその人の字が汚いと言っているようなものだから、できる限り本人には聞きたくない。
散々考えてみて、どうやらその文字が漢字で、「四」と「民」という2文字ではないかと推測。
でも、その2文字だったとして…文脈的にここに「四民」という言葉が入るのは不自然で文章として成り立たない…。
その上司が凡人には辿り着けない領域で物事を考えている事は、放たれている非凡なオーラと仕事の速さで分かるので、きっと私には考えも及ばないような思考がされているに違いない。
もう諦めて、本人に直接確認するしかないっ
説明しながら、自分で正解に気づく。
この漢字は・・・!
(勝手に)罠にハマっていた…!
部首としての四を、漢字1文字分の大きさで書いて、その下に若干スペースも空けるという発想、私にはなかったデス!
逆に上司には、まさか罠を分割して四民と読むなんて発想なかったであろう。
平凡と非凡、お互いがお互いの思考の斜め上をいく考え方をした結果生じた勘違い・・・。
恥ずうぅ~っ!
でも、ちょっと照れ笑いしてたような?
いや、苦笑いか?
無表情な上司の表情が緩んだから、まぁいいか…。
・・・
という、漢字の読み間違えをしたことがあります…(´_ゝ`)フッ
まとめ:「民」で終わる2文字の熟語、たいてい「みん」って読む。
(縦書きの場合は上の漢字が部首で実は1文字という可能性もアリ)