高校では写真部に入っている息子。
ある日、学校から帰宅した息子が
部活がある日もすぐ終わって帰ってくるし、ほとんど活動なんてないんだろうと思っていたけど、そういえばちょこちょこ遠征して写真を撮っていたっけ。
その遠征で撮った写真を部でコンクールに出展して、それが入賞して表彰されることになったと(あくまで入賞ですけども)
今まで「賞」という言葉とは無縁できた息子。
思い返せば、中学時代に入っていた軟式テニス部の団体戦で大会に出ることになったとき
テニスが好きで部活に入ったけど、部活に入ったら大会はあるわけで。
運動が苦手だと本人自覚しているし勝ち負けの世界が嫌いな息子は、責められる側の切ない気持ちがよく分かってしまうので、大会前のピリついた雰囲気に耐えられず嫌だ嫌だと暗ーい雰囲気に…。
前向きになるような言葉をかけたけど、気持ちは落ちる一方。
もうやめちまいなよっ!
「やりたくない」と言われたときって意外と「そんなに嫌なら辞めれば?」と肯定されると「今さら辞められないからやるよ」と前向きになるのですよねー。
なんとか団体戦に出て勝ち進んでメダルもらったけど、それは自分のチームが負けても他のチームが勝ってくれれば勝ち上がれるという団体戦マジック!
一度だけ息子のチームも勝てて、そのときにプレッシャーがあるなかで勝つ喜びを味わえたので、辛いと思っても辞めずによかったと思う。
そんな感じで「賞」なんていう言葉とは無縁だった息子が、初めて自分の力で賞もらうなんて…!
冷静な息子とは対照的に、意外なところに才能あった?!と独り勝手に浮かれる私。
美術館に展示されているというからこれは行かないと!るん♡
学校から案内の手紙来てないの?るん♡
詳細が書いてある手紙を見せてもらう。
入賞者が同じ高校ばかりで、他の高校はほとんど応募しなかったのでは?という疑惑。
さっきまでの独りアゲ祭りが収束しそうな予感…。
そして、実際に美術館に行き
出展者の少なさを確認。
そうして
結局、最終的には
個人の好みですからぁ。
もともと絵とかは上手なものより個性がある絵が個人的に好きなので、描こうと思っても描けないような息子の味のある絵が結構好きなんだけど、絵とかって味があるなぁと思って見ればそれが良さに見えてくるもので。
でも、それって親という感情が入ってしまっているのが否めない。
息子が小学校のときに描いた動物の絵。
不格好に見える動物になんともいえない愛らしさがあるなぁと私は気に入ってたんだけど、返却されたときに
指摘されてみると、たしかに背景描いてないの手抜きすぎるか~笑
今回の写真、私はほんとに良いなと思っているんだけど、そこに身内のひいき目が入ってしまっているのかどうかが分からないから、どれが息子の写真か知らないままに美術館で見て客観的にどれが好きか選んでみたかったなぁ。
今回のコンクールでは写真よりも絵の方がたくさん出展されていて、久々の絵画鑑賞楽しかった。
普段は美術館に行った人のレポートをネットで見たりして自分も行った気分にさせてもらってるんだけど、やっぱり自分の目で実際に見ると筆のタッチだったり塗り重ね方とかが分かるのがいいんだよね~。
芸術鑑賞は心が豊かになるね。これからは以前みたいに美術館行きたいなって思ったよ♪
えーっと、なんの話だったっけ笑