ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

心配性で不安症ゆえに起こること

以前、スマホで何かのサイトを見ていたときのこと。

急に画面が切り替わり…

たまたま見ていたサイトの画像かボタンをうっかり触ってしまったようで…スマホの画面に「警告」という文字が表示されたまま画面がロックされてしまった。

それとともにタイマーが発動して、その時間が0になるまでにお金を振り込まないとウィルス感染する、というメッセージも画面に表示されていた。

何か対処しようと試みても、取り消しも戻ることも一切の操作ができない、つまりスマホが使えない状態になってしまった。

夫が冷静に対処して元に戻してくれた。

どこにウィルスが仕掛けられているか分からないなんて怖すぎる…。

それ以来、ネットサーフィンでたまたま表示したサイトでは画像やボタンはもちろん、なんなら何も触らないようにしている。

パソコンでもウィルス感染したことがあるし、ショートメールにも「不在のため荷物を持ち帰りました」や「税務署からのお知らせ」等々の、うっかりアクセスしてしまいそうな詐欺メールが多くて、最近はさらに疑いを持つように。

そして、最近観てすごく面白かったポーカーフェイスというミステリードラマ(刑事コロンボの女版みたいな感じ)。

80年代のロックを感じさせる個性的でチャーミングな主人公、コロンボとはまた違う魅力があっていいんだよねぇ。最初に殺人が起きるまでが描写されて、嘘を見抜ける主人公がその犯人を突き止めていく過程も面白くて(みんな嘘をつきます犯人だから笑)。人間はみんな大なり小なり嘘つきよ。

それに加えて、最近よく耳にするLINE詐欺というワード。

LINEで有名人を騙って投資詐欺に誘導したり、知人に成りすましてLINEを送ってくるという話題。

私も気をつけないと。

そう思っていたある朝。

なぜかしらないけど大音量で鳴り響いた通知音(意図せず自分で操作して音量あげたんでしょうがね…)。

ここ最近はLINEで友人とやり取りすることも少なくなり、あったとしても何度も連続で送ってくるような友人はいないので、これはもう個人情報が漏れて詐欺グループが一気にLINEを送ってきているのではないか?

そう疑いながら、LINEの送信者を見てみると、知り合ってから四半世紀以上になる友人Mの名前と同じだった。

ただ、その名前は下の名前だけがローマ字で表記され、最後に送られたメッセージは「元気してる?」

怪しすぎる。

そもそもその友人と最後に会ったのは私が遠方に引っ越す10年以上前で、その頃はまだスマホが普及していなかったからLINE交換もしていなくて、連絡を取るのはメールでしていた。

会わなくなってからも毎年私の誕生日にお祝いメッセージをメールで送ってくれていたのだけど、去年はそのメールも来なかった。

それなのに、急にLINEを送ってくるなんてやっぱり怪しい。

友人からのLINEを開く前にアイコンに何か手がかりがないか確認してみると、本人と思われる写真を使っていた。

小さくてよく見えないけど…10年以上会ってないし…でもよく見ると本人に見えなくもない。

本人と最後にメールでやり取りしたときは「家系的に長生きできないからさ。だから興味あること色々やってみようと思ってる」と言っていて。

それまで毎年律義にお祝いメッセージを送ってくれていたのに、去年は送られてこなかったから、ひょっとして何か大病を患っているのかもしれないと心配していた。

もし今回のメッセージが本人からだったとしたら…去年連絡なくて今までメールだったのが初めてLINEでメッセージを送ってくるなんて…急いで連絡を取らないといけないような良くない連絡かもしれない。

とりあえず、何かあったんだったらすぐに病院に行こう。

良くない連絡か詐欺、そう思って不安のまま友人のメッセージを開く

・・・。

・・・。

・・・。

勝手にサプライズ☆

色んなことを疑いすぎて良くない考えを張り巡らせた結果

その日が自分の誕生日だったことを忘れていた。

心配性で不安症だから一度疑いだすと良くない方向に考えてしまうんだけど、そういうときは自分が考えたようなことは何も起こらず、とくに何も考えてないときに限って良くないことが起こるという…。

誕生日のお祝いをされてることにも気づかず、お祝いスタンプすら怪しいという目で見てしまっていたけど、後からちゃんと見たら、本人にそっくりなキャラクターがクラッカーから飛び出してきておめどてうと言っている、すごくほっこりしたスタンプだった。

心配性なのにズボラであるがゆえに自分から連絡もしないで、勝手に詐欺師と思い込んでしまったこと

誠に遺憾です…。