ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

息子、写真部へ入る

体の使い方が不器用な息子は、運動が苦手。

縄跳び、自転車、鉄棒、水泳などなど、できるようになるまでとても時間がかかる。

少しでも体を上手く使えるようにと、幼稚園のころから体操教室とスイミング教室に通い、一通り泳げるようになった後は硬式テニスを習っていた。

中学になって自分の意志で軟式テニス部に入ったのだけど、闘争心というものを持ち合わせていない息子はテニス自体は好きでも、テニスの公式試合がとても苦手だった。

試合に勝つために普段の練習頑張るんじゃないの?と思うんだけどぉ。

大きな大会のときに、ミスした人を責める周りの雰囲気がすごく嫌だったようで。

スポーツで伸びる子は向上心や負けん気が強い子なんだよねぇ。

おっとりとした性格の息子に「おめぇつえーな、ワクワクすっぞ」な勝負の世界は向かないんだろう…。

草食だわぁ…。

そんな息子が高校の部活に選んだのは写真部だった。

私自身も写真を撮るのが好きで、10年近く使っていた一眼レフを何年か前に買い替えたので、使わなくなった古い一眼レフを部活初日に持たせると

~写真部の上級生、息子のやる気にザワつく~

写真部で活動するのに、カメラを持ってなかったら何もすることないよね、と思って持たせたカメラだったけど、何もしなくてよかったらしい。

お弁当入れにカメラを入れているとは誰も思うまい。

わざわざカメラバッグ買うのもなー、と

とりあえず以前使っていたお弁当入れに入れてみたらピッタリ入ったから、これでいいよねーと適当な私。

その後、希望者だけが参加するフィルム撮りがあって、暗室でのフィルム現像を教えてもらえると聞いて、私が興奮。

息子はどっちでもいい感じだったけど、滅多にない機会だからやってみなよ、という私の意見に押されて参加することに。

そして、参加申し込みした息子が学校から帰ってくる。

すごいやる気に満ちた生徒のようになっていた笑。

何度も言うけど、まだ一枚も撮ってません。