ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

高校受験を振り返る③

中学1年の終わりから塾に通い始めた息子だけれど、2年生になっても成績が上がるわけでもなく。

定期テストの前に勉強はしているようだけど、テストが終わると忘れ去ってしまって、これまで習った内容が蓄積されないまま次のテストを迎えてしまうので、その場限りの暗記で乗り切れる国語、社会、理科といった科目とは違って、1年生からの知識に基づいて上乗せされていく数学、英語についていけなくなっていた。

中学2年の三者面談

それでも学校の面談では「力はある」と言われていたので、まぁそこまで心配しなくても大丈夫かなという思いも持ちつつ…

塾に通っているだけでは成績が上がらないから、家でも引き続き英語を教えていた。

日本語を覚えるときには文法や品詞なんて考えずに話せるようになるけど、母国語以外の言語を覚えようとするときには、日本語と語順が違うから品詞を覚えないと並べ替えが全くできない。

まずは基本に立ち返って、名詞、動詞、形容詞の区別から始めてみよう。

かといって、名詞の次に動詞がくると言っても、息子にとっては何が動詞かを判断するのが難しかったので、簡単に動詞を判断する方法を教える。

すべて反抗期のせいにしてしまいたくなってきた。

そして、中学2年終盤の三者面談

相変わらず、力はあるようだ。

・・・

・・・

・・・

よく考えたら、小学生時代の面談では「能力は高い」と言われていたのが、中学になってから「力はある」というふんわりした表現に変わっている…。

誰しもみんな力は持っているわけで。

そうか、面談で使う「力はある」っていうのは、単なる手紙の終わりの結び言葉「また会える日を楽しみにしています。敬具」みたいなもので、面談を穏便に終わらせるための常套句だったのかという思いに至った中学2年の終盤(焦り)。