検査の前日はどうしても不安になってしまうもので…。
夫は私とは正反対の性格で、過去のことも未来のことも考えることなく今のことだけ。
周りの発言には動じないし、跳ね返す力も強い。
幼少期に見ていたアニメのキャラクターの名前とか、そういうのはすごくよく覚えてるし、分数の割り算の後ろを逆にして掛ける理由とか複雑な計算式の解説もできるし、とんちクイズも得意だし地頭はよいと思うんだけど、私とした会話の内容はほとんど覚えていない。
「この前の話の続きがあって~」と私が話しだしても前の話自体を覚えていないから、前の話をゼロから話してそこに続きを足していった結果、会話自体は長くてもアップデートされた中身は非常に薄いという…。
ようは私の話に興味がないってことなんだけどぉ。
私が不安を吐露しても軽く受け流してくれるのは気が楽になる。
一緒に不安になっても何もいいことはないもので。
そこで夫に聞いてみる。
「不安になったらどうするの?」
夫「考えてもしょうがないことは考えない」
「考えないためにはどうするの?」
夫「頭の中を無にする」
「どうやったら無になるの?」
夫「無、無、無…と繰り返していると、そのうちほんとうに何も考えない無の状態になる」
「ほぉ~。無、無、無、無…」
………
無になる、ということを考えちゃうんですけど~っ!
掃除とかして体動かしてそっちに集中するのが私には向いているわ。
そんな夫の片目は今ほとんど見えていない。
コンタクトの度数が合わなくて眼鏡屋さんで視力を測ってもらったときに網膜だったかに問題があって、このままだと失明する可能性もあるから紹介状もって病院に行ってください、と言われたそう。
・・・。
無になってないで、はよ病院行ってくれっ!!!
当時は描いた絵に一言添えるのがマイブームだったんだな~。
その時考えてたことが分かって面白いフフ。
それにしても
宝くじといい…関節といい…もう何年も思考止まってるのかなぁ?