ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

トイレから聞こえる唸り声パート2

出産してから生後2か月ころまで実家で過ごし、その後自分の家に戻って1か月くらい経ったころ

夜中に気持ち悪さで目が覚めた。

とにかく胃がムカムカするけど、吐くことはなかった。

そのうち酷い下痢になって、38.5℃を超える熱も出てきた。

翌日は、いつも夜遅くまで仕事している夫に早めに帰ってきてもらうようにお願いしたから少しは休めるかと思っていたら…。

「俺も熱が出てきた」と。

そして帰宅してからトイレに籠り

トイレで唸り声をあげている夫…。

かなり長い時間トイレにいたあと、トイレから出てきた夫の様子を見に行くと

声も切れ切れに「動けない」と、うずくまっている…。

どうすることもできないので救急車を呼ぶことに。

夫の手には便座カバーが…。

吐しゃ物が便座カバーに付いて汚れたから外したんだ、と思った私。

そのあと

すぐに救急車が到着した。

救急隊の方に1人で病院に行くよう促され、救急車に乗り近くの病院へ。

生後数か月の赤ちゃんが感染すると重症化することもある、と。

1日何も食べられず熱もある中、床からドアやドアノブまで、家中を消毒したあとの私は

自分自身がボロ雑巾と化した。

この出来事がトラウマになり睡眠障害気味になった私は、みるみる痩せていき体重は30キロ台に。

痩せないように無理やり食べるから、食べること自体が苦痛に…。

よくおばあちゃんが「ちょっと太ってるくらいが可愛いわよ」という、あの常套句。

ほんとにそうだと、私は思っている。

自分の孫が可愛いとかではなく、ほんとうに心からそう思っているよ、おばあちゃんは。

話は戻って

病院で診察を受けた夫は脱水症状を起こしているとのことで点滴をしてもらい、夫の実家でゆっくり静養してすぐに元気に帰ってきた。

便座カバーに付くくらいだから、かなり吐いたよね?と聞いてみる。

すると