ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

それは総意ではありません

夫は基本的に自分自身の体験したことしか信じないし、それが全員に当てはまるという考えだった。

20代で職場で出会ったころは、今よりもっとその考えが顕著だった。

自分の周りの小さなコミュニティだけを見て、みんなそうだと決めつけられても、私の友達に鼻くそ食べてる人はいなかったし、たとえいたとしても私は食べてみようと1ミクロンも思ったことがないのに信じてもらえない…。

あるときSF映画の話をしていたら、スターウォーズ大好きな夫が

人が面白いと感じる感性は人それぞれですし…。

そして、同僚の女の子が「そろそろダイエットしようと思って」と言ってきたので、「夜寝る2時間前は食べないほうがいいって言うよね」と答えると、その場にいた夫が

いや、基礎代謝が高い人はそうかもしれないよ?

でも全員にその方法が当てはまるわけじゃないし…寝る前に食べて太らない体質の人のほうが少ないしさぁ。

でも、ここで超エリート大出身の頭脳明晰同僚が「その考え面白い!もっと聞かせて」と食いついてきたから余計に夫は持論に自信を持っていくという…。

あの業界、一般的な考え方が通じない面倒な人たちの集まりだったわぁ。

そして今現在、若いころと違って基礎代謝が落ちた今の夫のお腹を見ると

あきらかに余分な脂肪を持て余している。

「お腹のお肉がぶよぶよしてきてるよ」と言うと

寝る前に食べて太らなかったのは、基礎代謝が高くいくら食べても燃焼されて太らない体質の人にしか当てはまらなかったということに夫も気づいてくれただろうか。

仮に太らなかったとしても、寝ているときは内臓も動きがゆっくりになるから、食べ物の消化作業は内臓の負担になるのは間違いないと「私は」思っている。