ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

パスワードを忘れて焦る

息子の高校の三者面談の前日。

携帯が壊れたと。

学校からの帰り道、携帯の電源を入れたら起動中の画面から先に進まなくなったと。

色々調べてみて試してみてもうまくいかず、サポートセンターに連絡。

結局、どうにもならないので交換してもらうことに。

おそらく、アップデートが走ったときに問題が発生して何かのファイルが壊れて読み込めなくなったようで。

今使っている携帯に入れたデータはすべてなくなってしまうけど、しかたがない。

翌日、三者面談に行く準備をしていると、夫が息子の携帯のデータをパソコンに移せるかもしれないと私のパソコンを立ち上げる。

出かける準備をしていたから、いつもなら直接自分で入力しているパスワードを初めて口にする。

今考えれば、自分で入力していればよかったんだよなぁ…。

パスワードが違っていて、ログインできない。

パスワードを口にしたことで私の頭の中は、そのパスワード(いつも別のところで使っているパスワード)に上書きされてしまった。

夫が

「とりあえず俺のアカウントの方でログインするわ」とログインするけど、夫のアカウントにもログインできなかった。

私も夫もログインできないということから、Windowsのアップデートで、より強固なパスワード設定しないといけないようになったのかも、という見当違いな方向に考えがいってしまった。

夫がログインできなかったのは、もう何年もログインしてないから単にパスワードを忘れていただけだったのに…。

とりあえず時間がないので三者面談に行って、家に帰ってきてから、再度ログインを試みるけど、やっぱりログインできない。

パソコンのパスワードを変える必要がある、ってことでパスワード変更のための手続きを始める。

そんなもの分からんのです…。

メールアドレスを入れると、本人確認のためのセキュリティコードを送るための「本人確認用メールアドレス」が設定してある。

だけど、それが少し前にログインできなくなってしまったメールアドレスに設定されているっ!

そんなの設定した覚えもないんだけどぉ…。

今度は、本人確認用メールアドレスの変更の手順を調べなければならなくなった。

ああ、面倒くさい!!

「すべて不明」を選んで、新しく入力し直して…。

ようやくアクセスできるように。

ホッと肩をなでおろし、ふと夫は結局パソコンにログインできたか聞いてみると、夫はログインできたと言う。

記号……?

もう何年も毎日使っているパソコン…。

昨日まで普通に入力してログインしていたのに…。

口頭で別のパスワードを言ったことで本来のパスワードをすっかり忘れてしまうという…。

昨日できていたことが今日できなくなる、とはこのことかと恐怖を感じる。

もれなくメモに取らないと。

メモに取ったことさえ忘れる日が来るかも…。

ああ怖い。

とりあえず、パスワードに記号が含まれていることを二度と忘れないように、夫の名前を呼ぶときに「夫記号」と呼ぶことにする。

 

ちなみに息子の三者面談

中学校で終わったと思っていたよね、面談の後に落ち込むのは。

高校に入った後も三者面談のたびにドナドナが流れることになるのか…。

もう自分で考えてやってくれ~

しっかりしてくれ、息子よ…。

待ち時間の間に行ったトイレで女子生徒たちが話していた

「このままでいいですよ~、くらいしか言われなかったよね」「うん、そんな感じ~」。

そんな平穏な世界あるんだぁ?