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発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

子どもの中学時代(本章①)

中学入学を機に今の住居に引っ越してきた我が家。

息子が通う中学校の近くには大規模な小学校があって、その小学校の卒業生が全員入学してくるそう。

息子と一緒に中学校に入学関係書類を提出しに行った帰り道、息子と同じくらいの男の子が友達同士で遊んでいるのを見かける。

それを見た息子が

分かる、不安だよね。

引っ越す前は幼稚園の友達がそのまま同じ小学校に上がり、学年2クラスという全員知り合いの状態で楽しく6年間過ごした息子にとっては、8クラスという大規模中学校に誰も知らない状態で通う初めての体験。

まぁ、でも学校が始まってしまえばすぐに友達できるだろうと思っていたけど…

中学校に入学手続きに行ったすぐ後、まさか日本で初めて緊急事態宣言が発令されることになるとはねぇ…。

その日から入学式に出ただけで、約3か月弱、学校は臨時休校になり自宅学習という形に。

誰も知らない土地でその土地の誰とも繋がらずに過ごす3か月近い期間、その期間が長くなるほど孤独感と不安は強くなるわけで。

その年、他県からの入学者は息子の他に2人いると聞いたから、その2人も不安な日々を過ごしていたと思う。

息子は小学校の頃の友達と毎日のように連絡を取って過ごしていた。

2学期に入ってからも少し学校に行っては感染者が出て学年閉鎖や一斉休校になってしまって、1年生では1か月まるまる学校に通うことが難しい状態だった。

他の学校はどうだったんだろ?

私立の方が不測の事態への対応はきっと早いんだろうなぁ。

中学の途中からオンライン授業が導入されたけど、学校側も初めての事で先生たちも手探りの状態だから、きちんとした授業形式になるまである程度時間がかかったかなぁ。

オンライン授業てどんな感じかな?と思って一度覗いてみたら、画面に生徒各々が映るようになっていて、みんな自分が映るのが恥ずしいので代わりにぬいぐるみを置いたりして、カメラの前に座っている生徒なんていなかった。

みんな好きなことしながら授業聞いてたんだろうなぁ。

いや、もはや聞いてないかも?

学校行ってても聞いてなかったりするもんね~、自分の部屋にいたらそりゃもうフリータイムよ。

オンライン授業が導入された後は、学校に登校するようになっても感染が不安な生徒に配慮してオンライン授業を受けてもいいことになっていたから、学校を休むことも容易だった。

息子の中学校には、1年生から各クラスに1人か2人不登校の生徒がいた。

コロナ禍が不登校の増加に与えた影響は少なからずあると思う。

体調面、家族の問題、人間関係、もしくは本人も分からないどうしても行けない辛さがあるかもしれない。それまで普通に登校していた友達も、あるとき急に不登校になったり。学校に来なくなってYouTube始めた子もいたなぁ。

自分の子どもだって他人事ではない。

話は戻って、中学に入学してから3か月弱、ようやく分散登校が始まることに。

 

ちょっとで終わるはずが予想外に長くなってしまって(;'∀')

そんな深刻なものではないんだけど…備忘録として記しておくということで☆ミ

長くなったので続きます。