ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

子どもの中学時代(本章④)

給食費の振り込みをしに郵便局まで、センチメンタルジャーニーをしてきて虚しい涙を流した後…

息子が学校で配られた手紙を親に渡せないのはなぜか考える。

小学校のときはそんなことなかったよなぁ。

ん?

よく考えたら、小学校の頃はまず貰ってきた手紙をチェックして、リビングで宿題をして親が丸付けして、その後翌日の準備をしていた。

ああ、一緒にやっていたから気付かなかっただけか~。

でも6年間もやっていたら習慣化していてもいいはずなのになぁ…。

息子の比較対象として自分の中学の頃を基準に考えて、自分が普通にやっていた事はできて当たり前と思ってしまっていた。

私はかなりテキトーで自分勝手な中学時代を過ごしていたと思うけど、それでも提出物の期限を守ることと勉強は誰に言われるでもなくやっていたからなぁ。

宿題も期限より早めに終わらせたい性格だし、なんであれ期限は守りたかった。

どれだけ守りたいかっていうと…

カーオスっっっ

誰も先生の話を聞かず、授業自体が成り立たない状態で、その教科は先生が授業をボイコットしてほとんど教室に来ないという…(どうやって成績つけたんだろうか)。

他のクラスでは女性教師が生徒に泣かされ。

その地域で一番荒れていると言われていた中学の子と高校で一緒になったときに、その中学では校舎の中をバイクで走る生徒がいたと。

都市伝説だと思っていたけど、本当にそんなことあったとは!

いやぁ、あの荒れた時代の先生たちは大変だったろうなぁ…。

でも、その分暴力を振るう横暴な教師はいたし、体育教師はなぜか竹刀を持っているし、癖の強い変わった教師も多かった。

高校の全校清掃で体育館を掃除しているときに、可愛らしい女子生徒数人が急に教師から頬を叩かれて(何度も)、周りは何があったかとザワついた。

それで終わったと思っていたけど、数年後当事者の子に聞いたら、その後も毎週朝早く呼び出されて半年近く叩かれ続けていたという驚愕の事実。

今だったら教育委員会で問題になってるわ。

叩かれた原因は、その教師がしたことで笑ったからという些細なことだった(教員になってはいけない人だったと思われる)。

それでも不登校の生徒はいなかったんだよねぇ。

ある意味みんなテキトーに学校に通っていたからか?(私だけ?)

私と違って、息子は校則を守り、授業中に積極的に発言し、適度に笑いをとり、人が嫌がる係を自らやったりして、偉いなーと思うところもたくさんあるのです。

だけど、期限を守ることは将来社会に出てからほんとに大事なことで、信用を失いかねないことなので、そこだけは社会に出るまでにできるようになってほしい切実に。

カレンダーに印を付ける、とか手紙はクリアファイルにまとめる、とかいろいろ提案してみる。

その間にも数学と英語の成績が下がっているから、塾に行くことに。

それでも成績は上がらない。

自学自習しない限り、塾に行っただけじゃ成績なんて上がらないのね~☆ミ

私の母が電話で言った。知り合いのお母さんと道で会ったときに「面談で息子の行ける高校がないと言われて」とすごく泣いていたと…。

えー?

高校はどこかしら行けるでしょ?行ける高校ないなんてないよ~、大丈夫だって~♪

大丈夫…じゃないことなんて…

あるの…かも?

 

続く。