ポコログ

発達の遅かった息子とADHDっぽい夫との日常をパニック障害もちの主婦が書いています

子どもの中学時代(本章⑤)

苦手な数学と英語を補うために塾に通うようになったものの、まったく成績が伸びない息子。

勉強する意味が分からず、やる気が出ないのかもしれない。

ということで

なんのために勉強するのか?

やりたいことがあるなら、そっちの道に進んで専門的に学ぶという道もある。

私の友人は、中学を卒業したあと専門学校で料理を学び、今は夢を叶えて自分のお店を持っている。素敵♡

でも実際には、中学生で将来やりたいことが確立しているなんて中々ないものよねー。

働くのも嫌なら、高校行くしかないのだよ…。

このままの数学と英語の偏差値では、勉強したくないパーリーピーポーが集い、学年の3分の1は不登校になって退学してしまう高校しか行くところがなくて、息子の性格だと退学することになる。

そもそも本人がやる気にならないと、いくら隣で一緒に勉強しようが塾に通おうが身に付いていかないので、やる気を出させねば。

夫の教え方はとても分かりやすい(なにより優しくて穏やか)。

そうやって、私が考えられる範囲でいろいろ試してみたけど、伸びない。

自覚か?

本人の自覚が足りないのか?

自考のススメ。

周りでいくら言っても、自分で考えないと身に付かないのかも?

本人が自分で考えてやりたいと言うので、勉強が大事だということも分かっているだろうし、本人のやり方を見守ることに。

なんてことをしたら

やるわけなかった、勉強なんて。

荒ぶる主婦、第二の思春期に突入。

更年期とも言う。

・・・そういえば、小学生のときに息子の通っていた塾の先生が「次に塾に入れるときは必ず個別で勉強見てくれるところに入れてください。集団塾だと見ていないところでサボるから」と言っていたわ。

長年いろんな生徒を見ている人だと分かるのよ、息子の性格が。

やっぱり嫌がられても積極的に介入しなければ!

というのを繰り返した結果…

しんどいわー。

問題山積、自問自答、自制、忍耐、諦めない心…

私にとって中学生の子育てとは

マイペースで楽な方に流されやすい息子が、中学生になったら自分で考えて自主性を持って進めていく、なんてなぜ考えていたのか…。

それでも、数学と英語以外の教科はかなり成績が上がったから、息子なりに頑張っている。

自習もどうにか身に付いてきたであろうある日、中学1年生の参考書をおさらいでやってみようと、以前やったときに間違えていた箇所を問題で出してみる。

きっと本人もどれだけ伸びたか分かるはず♪

あんだって?

伸びてるどころか後退しているっ。

3日経つと忘れる記憶方法駆使しているのか?

更年期の主婦の忍耐力なんてゼロに等しいからねっ。
それでも、子どもの成長を諦めることだけはしてはいけないと自分に言い聞かせて。

人として未熟な私の修行は続いていくのでしょうねぇ…☆ミ