初日の出を見る場所は、人それぞれの場所がありますよね~。
私は結婚前の数年は、今の夫と車で遠くの海まで行って初日の出を見てました。
水平線から見える太陽って、その年の初めに一番早く見られる太陽のような気がするぅ☆
それで大晦日の夜には出発し、夜中の道を何時間もかけて海に向かうというのが毎年の流れになってまして。
まだ暗いうちに海に着いて浜辺に車を停めて日の出まで待機。
海で日の出を見る人は多く、浜辺には至る所に車が停まっている状態だけど、浜辺周辺は真っ暗で何もないから、日の出までの時間とくにやることもなく暇なのですよねー。
ある年、車の駐車場所を探しているときに車のタイヤが浜辺の砂に埋まって進まなくなってしまった。
車を降りて押してみても、砂を巻き上げるだけで進まない車…。
そんなとき、周りに停まっている車に乗っていた人たちが集まってきて、みんなで車を押して砂から出るのを助けてくれた。
数人で押したけど中々進まなくて、そうしたら人だかりを見た人たちがさらに集まってきて大人数での共同作業。
気付いたらそこにいた人が全員、私たちの車の周りに集まっていた。
一大イベントが行われているような熱量だった。
声を出してみんなで押した瞬間、車が前に進んだ
盛り上がりは最高潮。まるでライブかのようなグルーヴ感(記憶改ざん乙)。
ライブは言い過ぎとしても、思わぬ災難がもたらした、喜びと一体感と達成感だった(私だけの可能性アリ(^^;)。
困ったときに誰が言うでもなく、たくさんの人が自然と集まって助けてくれたことに、感謝はもちろんのこと、すごく感動したのを覚えている。
ペイフォワードですわぁ。
私も誰かが困っているときには率先して助けられる人間になる!と改めて思った出来事で、人の団結力のパワーと優しさを感じた温かい思い出。
肝心の初日の出は
何度海に行っても、毎回水平線が雲で覆われていて、どのタイミングで初日の出を見たのか分からない微妙な状態だったので、記憶にない…。
帰りの車の中で「あ、太陽見えた」みたいな感じだったなぁ。
冬の海辺でエンジン止めて車の中にいると凍えるとか、暗くて街灯もほとんどない道の途中で寄ったコンビニの、トースターで焼いてくれるサンドイッチがびっくりするくらい美味しかった、とかそっちの方が覚えているもので。
海に行く前は空港で初日の出を見ていて、そこから見えた日の出はとても感動的だったけど、身動きが取れないくらい人がすごくて…。
初日の出で言うと、私が一番思い出に残っているのは、高校時代に友達と2人で近所から見た初日の出。いつもの場所で何気ない会話をしながら見た日の出だった。
どこで見たかの場所は関係ないのかもしれない。
ちなみに、来年最初に見る太陽はとっくに空高くに出ていることでしょう笑。
2024年が素敵な一年になりますように☆ミ