息子は低緊張で体幹が弱かったので、小さい頃は毎日のように公園に連れて行った。
ある休日、アスレチック遊具のある大きな公園に連れて行ったときのこと。
ロープを登る遊具があったので、登らせてみる。
しっかりと登れていたので、ちょっと気が緩んで一瞬目を離した瞬間。
息子が何の前触れもなく上から落ちてきた。
いったいどうして??
上まで登って疲れたの??
飽きたの???
ひょっとして
何も考えてないのぉぉぉぉぉ?????
今思えば、登ることはできても降り方が分からなくて飛び降りたのかもしてない…。
真下に夫がいて、腕を組んでいたので咄嗟に抱きかかえることができたからよかったものの…。
やっぱり一人でアスレチックやらすのはまだ怖い。
ローラー滑り台があったけど、息子一人で滑らすのは心配だったので夫に付き添ってもらうことに。
はずだった…。
子ども達が楽しそうに遊ぶ声の中、響き渡る夫の低い叫び声。
そして、その叫び声とともに地面にスライディングしていた。
体重の重い夫のスピードがローラーでさらに加速してしまい、滑り台の終わりのところになってもスピードを落とすことができなかったと。
公園に行くときは一瞬たりとも目を離すことができなかった幼少期だった。
ちなみに、大人がローラー滑り台を滑るとお尻への衝撃がすごくて、私は毎回「いたいたいたいたいたいーーーっ」と悲鳴を上げていた。
脂肪の役立たずめっ